口臭の悩み
口臭を気にすることなく、人との距離を大切にしたい。
口臭が気になって、日常生活やコミュニケーションに支障をきたしていますね。
コミュニケーションにおいて会話は非常に重要ですが、
- 会話をすると口臭がして、 明らかに相手の顔が曇る。
- 電車に乗ると、話しているわけではないのに鼻からにおいが漏れているのか、 明らかに周りの人が私を避けるように動く。
- 口臭対策グッズも数多く発売されているので、いろいろ試しても、全然効果がない。
- 嫌われるのではないかという思いが先立ち、なるべく人と会わないようにしている。
- 家族は口臭が酷いことは分かっていると思うが、何も言わない。
そう感じたことはありませんか?
自分の口臭が気になり、「周りにいる誰かが嫌な顔をしているのではないか?」と一日中、気持ちが取られて、心底疲れますね。
もし、あなたが今、口臭の悩みから【総入れ歯】を選択肢の一つに入れているのであれば、総入れ歯治療を専門的に行なってきた歯科医師という立場から、悩みを根本的に解決するために必要なお話をしていきたいと思います。
そもそも、「総入れ歯」と聞くと、
食べることにも不自由で、見栄えも悪いし、口臭もするのではないのか?
と思われる方も多く、そんな総入れ歯はちょっと・・・。と思いますよね。
総入れ歯治療を専門的に行なっている私から言わせてもらうと、
世の中にあるほとんどの総入れ歯は、「失敗している総入れ歯」ばかりと言っても過言では無いんです。
保険外の総入れ歯を作ってもらっても、入れ歯専門、あるいは総入れ歯専門と謳っている歯科医院で作ってもらっても、多くの場合は失敗してしまっています。
しかし、パリムデンタルで総入れ歯治療を行うと、多くの患者様が「何でも美味しくいただいています。」とおっしゃいます。
もちろんヌルヌルと気持ち悪い入れ歯安定剤を用いる必要もありません。
「何でも」というと具体的には、家族やご友人もびっくりされるそうですが、一般的には歯科医師から禁止される、ナッツ類やお煎餅などの食べ物も問題無く食べられています。
問題無いどころか「カリッ!コリッ!と食べられるのが、快感で止まらない!」とニコニコ顔でおっしゃいます。
そして、周りの人に「あなたは歯が綺麗だから、悩んだことないだろうけど・・・」と言われたり、近くで見られても、総入れ歯をしていることに全く気づかれなかった!という患者様もいらっしゃるほど、とても自然な見栄えに仕上がります。
さて、気になる総入れ歯の臭いですが、総入れ歯自体を毎日洗浄すれば、臭いません。
パリムデンタルの最善の総入れ歯【パリムデンチャー(快適超精密義歯)】を手に入れた患者様は、5年はざらに、10年15年と総入れ歯を作り変えること無く快適に過ごされています。
15年使用している総入れ歯であっても、全く臭いはありませんから、心配不要です。
あなたが悩み抜いた結果「総入れ歯」を選択されたとしても、パリムデンタルで正しく治療を行うことで、口臭を気にすることなく快適な生活を送ることができますので安心してください。
そうは言っても、総入れ歯を考える以前に口臭の問題だけを解決して、 明るく楽しく生活できるのならそれに越したことありませんよね。
バリムデンタルでも、 私の考案した特殊な口臭治療があります。
「歯周ポケット滅菌療法」といい、歯を安静な状態にして歯の周りの歯周病菌を滅菌水で叩くという方法です。
これは歯周病の治療にもなります。
ただ、処置を行う前に歯科用CTを撮影して、本来抜歯するような「重度の歯周病」と診断された場合は、根本的な口臭除去には抜歯が必要でしょう。
口臭の原因が進行した歯周病によるものであれば、いくら歯磨きをがんばっても、歯肉への塗り薬や マウスウォッシュなどを使っても、臭いの原因はなくなりません。
酷い口臭で死ぬほど悩んでいる場合、原因が進行した歯周病であるかを疑い、正しい歯周病の診断の後、抜歯すべき歯は抜歯を行うことが問題解決の近道です。
しかし、酷い口臭の問題を解決するために、抜歯を行うとしても、その後どうすればよいか・・・さらに悩んでしまいますよね。
総入れ歯?それともインプラント?という選択に迷う方が多いかもしれません。
しかし、最近では「インプラントは怖いから絶対にイヤ」という方がパリムデンタルには増えてきましたね。
私としては、あなた様のお口にインプラントは勧めません。
その理由は、インプラントは虫歯にならないが、歯周病にはかかるということです。
そこまで 口臭がひどくなるほどの、歯周病が悪化する原因があったという事は、 インプラント周囲炎という、歯槽膿漏と同じ状態になりやすいと考えるからです。
実は、パリムデンタルには、重度の口臭を無くすということを目的に、総入れ歯治療を希望される方が少なくありません。
よく患者様に質問されるのが「歯を抜いたら口臭は無くなりますか?」という質問ですが、
答えとしては、「口臭はなくなります」
というのも、酷い臭いの元となる硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドは、口の内に生息している嫌気性菌が唾液・血液・剥離上皮細胞・食物残渣中の含硫アミノ酸を分解・腐敗することで産生されます。(厚労省HPより)
そう、原因菌は嫌気性菌なのです。
嫌気性菌は、その生育に酸素を必要としないか、また酸素に触れると死滅してしまうものもあります。
皆さんご存じの歯周ポケット(これは病的な歯と歯肉の隙間です)内の酸素濃度が低い状態を好んで増殖するのが、嫌気性菌です。
抜歯を行うと、歯と歯肉の隙間が無くなりますので、この臭いを出す嫌気性菌が死滅し、口臭が無くなるのです。
このように、総入れ歯をすることで口臭の問題を解決するという方法もあります。
しかし、何よりも優先すべきなのは、まずは「自分のお口の状況を知る」ということです。それが口臭の問題を解決する第一歩となります。
パリムデンタルでは、治療を前提としない初診を行っています。
まずは初診にお越しいただき、ご自身のお口の状況を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
しかし「総入れ歯治療」というものは、そう簡単に決断できることではないですよね。
一般的な歯科医院の場合では、抜歯から始まり、総入れ歯が完成するまで最低でも4〜5ヶ月はかかるところが多いでしょう。もちろんその間は、歯がないまま過ごさなくてはいけない・・・となると、なかなか治療に踏み切れませんよね。
しかしパリムデンタルでは、そういった問題をクリアできる治療システムを整えています。
20年前から専門的に行なっている方法による総入れ歯治療の結果、口臭の問題は短期間に解決し、特に不自由を感じず、明るく楽しく暮らすことができます。
治療後3年、4年、5年・・・数年経過して、多くの患者様が「パリムデンタルで治療して良かった~。何も困る事が無いのが幸せ」と、満面の笑みを浮かべておられます。
口臭がするなら、歯を抜いて総入れ歯をしなさい。というのは少々乱暴です。
しかし、まずは歯周病の正しい診断を行い、本来抜歯する歯であれば、早期に抜歯をして、口臭はもちろん、お口の衛生環境を整えることが、心身の健康、そして幸せな人生へと繋がることは、間違いありません。